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0459103303

不登校外来

School refusal Clinic

最近のお子さまの様子、
思い当たることはありませんか?

お子さまの変化に「なんとなく気になるな」と感じることはありませんか?
学校のことを話したがらない、朝になると体調が悪くなる、生活リズムが乱れてきた…。
小さなサインの積み重ねが、「行きづらさ」のはじまりかもしれません。

「行きづらさ」のサイン

  • 朝になると頭痛や腹痛を訴える
  • 学校に行こうとすると吐き気を訴える
  • 友人関係でトラブルがあった
  • 登校渋りが長引いている
  • 勉強の遅れが気になる
  • 発達や性格の特性による不適応の可能性
  • ゲームやスマホの時間が長く生活リズムが乱れている

不登校外来で
できること

What the clinic can do

学校に行けなくなることは、お子さまにとっても、ご家族にとっても大きなストレスや葛藤を伴います。
頭痛や腹痛、だるさなどの身体の不調が見られることもあり、本人もつらさをうまく言葉にできないまま日々を過ごしていることがあります。
当院の不登校外来では、お子さまやご家族の状況を丁寧に伺いながら、今できること、これからどうしていくかを一緒に考えていきます。
「まだ学校には通えているけれど、しんどそう」と感じている段階でも、どうぞご相談ください。

  • 丁寧な対話による
    サポート

    お子さまや保護者の方のお話にじっくり耳を傾け、状況を整理しながら、今困っていることや感じていることを一緒に見つめ直していきます。(25分/1回)

  • 体・心・生活の
    総合チェック

    小児科医の視点からお子さまの体の状態・栄養バランス・生活習慣を包括的に確認し、必要に応じて血液検査などを行いながら、体と心の両面から不登校の背景を一緒に探っていきます。

  • 学校や地域との
    連携

    必要があれば、学校やスクールカウンセラー、地域の相談機関と連携し、学校生活に戻るための準備や、安心して過ごせる環境づくりをサポートします。

不登校の原因

Cause of School refusal

Cause1
体の不調に関わること

朝になると頭痛や腹痛、めまいが出る、疲れやすいなど、身体の不調が登校を難しくすることがあります。起立性調節障害(OD)、鉄欠乏性貧血、甲状腺機能の異常、栄養バランスの乱れなど、医学的な原因が隠れていることもあります。 「疲れているだけ」と見過ごされやすい体調不良の原因を探し出すためには、医師による丁寧な診察と検査が必要です。 当院では、小児科医の視点からお子さまの体の状態・栄養バランス・生活習慣を包括的に確認し、必要に応じて血液検査などを行いながら、体と心の両面から不登校の背景を一緒に探っていきます。

起立性調節障害(OD)について

起立性調節障害(OD)は、自律神経の働きに不調をきたし、朝起きにくい、立ちくらみ、動悸、頭痛、吐き気などの症状が現れる病気です。本人の「怠け」や「やる気の問題」ではなく、医学的な疾患として理解することが大切です。とくに思春期の子どもに多く、朝の登校が難しい原因のひとつになります。

おもな症状

  • 朝なかなか起きられない(でも夜は元気)
  • 立ちくらみやめまいがする
  • すぐに疲れてしまう
  • 動悸や頭痛、吐き気がある
  • 食欲がない
  • 午前中は調子が悪いけれど、午後になると元気になる

なぜ起こるの?

血圧や脈拍を調整してくれる「自律神経」のバランスが崩れることで、体に十分な血液や酸素が行き渡らず、脳や体が“起きられない”状態になります。成長期やストレス、生活リズムの乱れなどがきっかけになることもあります。

当院の診断と対応

当院では、治療前にお⼦さまの体質や症状を丁寧に確認し、安全に治療を開始できるようご案内しています。不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

Cause2
生まれもった特性や個性

ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)などの発達特性を持つお子さまは、集団行動、コミュニケーション、集中力、学習面などで特有の困難を抱えていることがあります。 そのような困難が、学校という「画一的な集団生活の場」にうまく適応できない要因となり、ストレスや不安の蓄積から、適応障害や不登校につながることがあります。 たとえば、周囲のペースについていけない、音やにおいなどの感覚過敏が強く、教室にいるだけで疲れてしまう、コミュニケーションのズレからトラブルが生じやすい、自分なりに頑張っても、成果が出にくく自信を失ってしまう、などの背景がある場合、無理に登校を続けることで心身の状態が悪化してしまうこともあります。

Cause3
心の疲れやストレス

学校生活のプレッシャー、人間関係のトラブル、いじめやクラスの雰囲気などがストレスとなり、心が疲れ切ってしまうことがあります。 また、学習の遅れや自信の低下、不安感、気分の落ち込みなども関係することがあります。

Cause4
環境や生活リズムの乱れ

夜型の生活や睡眠不足、ゲームやスマホの長時間使用で生活リズムが崩れることがあります。 家庭環境の変化(転校、家族の病気、兄弟との関係)や発達特性による環境のストレスも要因の一つです。

受診のご案内

Information on consultation

対象年齢・対象者

  • 小学生から高校生までのお子さまとその保護者さま
  • 就学前のお子さまで、「登園渋り」が続いているお子さま
  • 現在は登校できていても、「行くのがつらそう」「無理して通っている気がする」と感じる方

ご相談の流れ

1

ご予約

不登校外来は完全予約制です。ご予約はお電話のみ承ります(Web予約不可)。予約枠確保のため、キャンセルはお受けしておりませんので、日程をご確認のうえご連絡ください。

2

初回面談(保護者のみ、またはお子さまと一緒)

まずは保護者の方から詳しい状況をお聞かせいただきます。お子さまが同席される場合も対応可能です。25分程度、時間をかけてお話を伺います。

3

必要に応じて検査や評価

身体的な不調や発達の特性が疑われる場合は、血液検査や身体測定、発達チェックなどを行い、背景を明らかにします。

4

今後の方針をご提案

面談や検査結果をもとに、家庭での対応方法、学校との連携の進め方、必要に応じた専門機関のご紹介など、今後の方向性をご提案します。

5

フォローを継続

必要に応じて、定期的な面談や診察を行い、お子さまやご家庭の状況に合わせたサポートを続けていきます。

ご予約

『不登校外来』の初回診察予約はお電話で承っております。 ※完全予約制のため、事故や急病の場合を除いてキャンセルはできませんのでご了承下さい。

よくある質問

FAQ

Q

費用について教えてください。

A

予約料として、1回の診察(25分) につき4,500円を頂戴しております。 ※ 予約料は、通常よりも診察時間を十分確保するため厚生労働省の定めた『選定療養費の制度』を利用したものです。 ※ 診察は、通常通り保険診療で行いますので、医療証のある場合には費用はかかりません。

Q

子どもが受診を嫌がっているのですが、保護者だけで相談できますか?

A

はい、可能です。まずは保護者の方から状況をお伺いし、その後お子さまの受診につなげる方法を一緒に考えます。

Q

不登校の原因がわからなくても受診できますか?

A

はい、受診いただけます。原因がはっきりしない場合でも、背景を整理しながらサポートします。

Q

学校の出席扱いになる診断書は書いてもらえますか?

A

状況に応じて診断書の発行が可能です。学校側の規定に沿ってご対応いたしますので、ご相談ください。

Q

受診すると学校や担任に連絡が行きますか?

A

当院から学校に直接連絡することはありません。必要に応じて、保護者の同意を得たうえで学校と情報共有を行います。

Q

兄弟姉妹や家族のことも一緒に相談できますか?

A

はい、ご家族全体の状況を伺うことは、不登校支援にとても役立ちます。ご希望の場合はお知らせください。